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［シンシア］ドラマロケ日誌　木村佳友さん夫妻が台本の読み合わせを見学／阪神

◇補助犬法アピールへ
　ドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」の出演者やスタッフら約３０人が２３日、大阪市此花区のＭＢＳスタジオｉｎＵＳＪに勢ぞろいし、台本を読み合わせるなど２４日から始まるロケ本番に備えた。　【佐々木雅彦】

◇きょうクランクイン、５月５日放映
　ドラマのモデルで、宝塚市のコンピュータープログラマーの木村佳友さん（４２）、美智子さん（４０）夫妻も介助犬シンシアとともに見学。
　毎日放送の伊東雄三制作局長が「身体障害者補助犬法ができてゴールではなく、ようやくスタート。テレビでできることはドラマを制作すること」とあいさつし、木村夫妻役の俳優、金山一彦さんと富田靖子さんらが自己紹介した。
　台本の読み合わせ中、夫婦げんかの場面で、富田さんが思わず「腹立つなあ」と笑いながら感想を漏らし、木村さん夫妻が苦笑いする一こまも。緊張したスタジオが一瞬、和やかな雰囲気に包まれた。

【写真】台本の読み合わせをする富田靖子さん（手前）ら。奥は木村さん夫妻＝大阪市此花区のＭＢＳスタジオｉｎ　ＵＳＪで

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［シンシア］ドラマロケ日誌　撮影始まる　シンシア役のアリーゼがお目見え　／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」のロケが２４日、宝塚市内で始まった。主演の富田靖子さんらとともに重要なシンシア役を担うラブラドルレトリバーのアリーゼ（雌、４歳）もお目見えした。
　アリーゼはシンシアと同じ介助犬協会で訓練を受けたが、警戒心が強すぎることなどから協会のＰＲ犬として活躍していた。この日はシンシアが介助犬の適性検査を受ける場面で登場した。
　本格的なドラマ出演は初めての“新人”だけに、トレーナー役の中山エミリさんの周りで落ち着かない様子だったが、何とか「ＯＫ」。協会のトレーナーの水上言さん（３０）は「本物のシンシアよりも両目の間が離れていて愛きょうがある顔。これから慣れてくるでしょう」と笑顔だった。　【佐々木雅彦】

【写真】トレーナー役の中山エミリさん（右）から適性検査を受けるシンシア役のアリーゼ＝宝塚市の宝塚ホテルで

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［シンシア］ドラマロケ日誌　富田靖子さん、１６年ぶりの宝塚市　／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」の撮影は２５日、宝塚市内の病院などで順調に進んだ。
　ロケ２日目のこの日は、オートバイ事故で入院した木村佳友さん役の金山一彦さんのリハビリを、妻美智子さん役の富田靖子さんが懸命に支える場面などを収録した。
　富田さんが宝塚を訪れたのは１６年ぶり。撮影が始まる前に市の中心部などを散歩したが、「すっかり風景が変わりましたね。かわいらしくてすてきな街になったと思います」と驚いた様子。撮影の合間を見つけて宝塚大劇場と宝塚市立手塚治虫記念館にも行く予定といい「この二つはやっぱり外せないでしょう」と変わらぬ愛らしい笑顔を見せた。　【脇田顕辞】

【写真】木村佳友さん役の金山一彦さんを抱き起こそうとする富田靖子さん＝宝塚市内で

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［シンシア］ドラマロケ日誌　木村佳友さん役の金山一彦さんが熱演　／阪神

◇「介助犬への理解進めたい」−−金山一彦さん
　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」の収録は２６日、宝塚市の病院などで行われ、木村佳友さん役の金山一彦さんが障害者になった現実を受け入れられず、かっとうする姿を演じた。
　いつもジョークを連発して場を和ませている金山さんだが、撮影に入る前に、木村さんが実際にリハビリに励む姿を撮ったビデオで研究したという。普段はしないというモニターチェックにも真剣な表情で取り組み、「リアリズムにこだわり、障害者が生活することがどれだけ大変かを表現したい。ドラマによって障害者や介助犬への理解が進み、誰もが共存できる社会に変わるきっかけになれば」と思いを語った。　【脇田顕辞】
　　　　◇
　毎日放送はドラマの放送に先立ち、ホームページ（ｈｔｔｐ：／／ｍｂｓ．ｊｐ／ｃｙｎｔｈｉａ／）でシンシアのプロフィル▽介助犬の解説▽フロッピーを拾うシンシアやシンシア役のアリーゼの動画――などを紹介している。ロケ収録日誌も毎日更新されている。

【写真】演技について話し合う出演者とスタッフ。ベットに横たわるのが金山一彦さん＝宝塚市２６日で

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［シンシア］ドラマロケ日誌　木村美智子さん主演に助言　／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」の収録は２７日、西宮市の北摂中央病院で行われた。木村佳友さんの妻美智子さんの勤務先でもあり、美智子さんが自分の役を演じる富田靖子さんに臨床検査技師の仕事を教えるなど主役に劣らぬ活躍を見せた。
　白衣姿の富田さんは「本番でとちっちゃいました」と苦笑いしたものの、検査機器や顕微鏡を使うシーンを「ＮＧ」なしでクリア。海外研修の誘いを受けて悩む場面では、美智子さんが「深刻な表情を見て、自分が悩んでいた当時を思い出した。やっぱり女優さんてすごい」と感心しきりだった。シンシアと一緒に見学した佳友さんは「ドラマが大勢の人の協力で作られるのを実感しました」と話していた。【大場弘行】

【写真】撮影の合間に、シンシアを中心に談笑する木村佳友さん（左）、美智子さん（右）と富田靖子さん

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［シンシア］ドラマロケ日誌　医療シーン、リアルに　／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」のロケは２８日、宝塚市立病院などで行われた。
　５日目のこの日は、オートバイ事故に遭った木村佳友さんが再び歩くことができないことを、妻美智子さんに医師が告げる「まさに物語の始まり」（富田靖子さん）の場面などを撮影した。
　撮影場面が現実とかけ離れないよう「医療監修」をする大阪府立中河内救命救急センターの岸本正文医長（４０）は、木村さんと同じ部位をけがした患者のレントゲン写真を用意するなど徹底。「医療の諸問題をブラウン管を通して広く知ってもらえたら」と９５年からこうした仕事を手伝っており、「家族の本音を描写するドラマに医者が教わることも多いですよ」と話していた。　【堀江拓哉】

【写真】診察室でのシーンを撮影する富田靖子さんとスタッフら＝宝塚市立病院で

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［シンシア］ドラマロケ日誌　撮影の合間に地域と交流　／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」の収録は２９日、宝塚市内の木村佳友さんの自宅前などで行われた。
　撮影は近所の人が見守る中で進み、待ち時間に富田靖子さんや金山一彦さんが近所の人と気軽に談笑したり、一緒に記念撮影をする場面もあった。木村佳友さんの妹、佐伯淳子さんも夫環さんや長女美祐ちゃんと一緒に見学。「兄を演じた金山さんの動きは兄そっくりで驚きました。怖い役のイメージがありましたが、すごく気さくで優しい方でした」と話していた。【脇田顕辞】

【写真】撮影の合間に近所の人と気軽に話す富田靖子さん

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［シンシア］ドラマロケ日誌　バリアフリー、実現に役立って　／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」の撮影は３０日、宝塚市内の民家で行われた。シンシアと暮らし始めた木村佳友さんが、言うことをきかないシンシアに手を焼く場面を、木村さん役の金山一彦さんが演じた。 　金山さんが使っている車椅子は木村さんと同じメーカーのスポーツタイプ。小道具を担当する美術プロデューサーの水速（みはや）賢さん（３５）は「今回、頻繁に車椅子を移動させたり運んだりして、街や駅に段差が多いことに気づきました。車椅子が不便な街は、ベビーカーを押すお母さんにも不便ですよね。ドラマがバリアフリー社会の実現に少しでも役立ってほしい」と話していた。　【小林祥晃】

【写真】シンシア役のアリーゼ（前列左）と金山一彦さん（左）を応援に訪れた木村佳友さんとシンシア

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［シンシア］ドラマロケ日誌　みんなに見てほしい　／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」のロケは３１日、宝塚市の公園で行われた。春休み中の屋外ロケとあって、多くの親子連れが見守る中、木村佳友さん役の金山一彦さんがシンシア役のアリーゼとようやく心を通わせて和む場面などを撮影した。
　ドラマの中では木村さん夫妻が犬を飼うきっかけを作る少女として描かれている小学５年生の大塚真友子さん（１１）も訪れ、大塚さん役の明石泰葉さん（９）と対面。明石さんは「介助犬は台本を読んで初めて知った。うちは釜飯のお店をしているので、お父さんと『同伴ＯＫのシールを張ろう』って相談している」と話していた。大塚さんは飛び入りのエキストラに抜てきされ、「みんながドラマを見てくれたらいいな」と喜んでいた。 【柿沼秀行】

【写真】撮影の合間にシンシアを囲んで談笑する大塚真友子さん（右）明石泰葉さん（中央）。左は木村佳友さん

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［シンシア］ドラマロケ日誌　かわいくても役作りで我慢　／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」の１日のロケ地は、阪急宝塚線中山駅（宝塚市）近くの踏切。介助犬となる訓練を受けたばかりのシンシアが木村佳友さんに懐かず、ぎくしゃくした”２人”が散歩途中に踏切を渡る場面だ。
　木村さん役の金山一彦さんはこの日朝から、あえて、シンシア役のアリーゼとコミュニケーションを取らなかった。意思が通わない関係を作り出すためで、収録直前のスタッフとの打ち合わせでも、傍らのアリーゼを無視。アリーゼは、いつもと違って金山さんがかまってくれず、金山さんにそっぽ。おかげで収録は１回でＯＫが出た。
　実生活では犬を２頭飼うほど犬好きの金山さん。「本当はこのまま一緒に遊びたいくらい、アリーゼがかわいいんです」【佐々木雅彦】

【写真】踏切を待つ場面の役作りをする車椅子の金山一彦さん（木村佳友さん役）とアリーゼ（シンシア役）ら＝宝塚市内で

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［シンシア］ドラマロケ日誌　初出演で名演技披露　シンシア役「たみ」　／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」のロケは２日、県動物愛護センター（尼崎市）で行われ、主演の富田靖子さんが、やんちゃなシンシアに手を焼くシーンを撮影した。
　この日のシンシア役は「アリーゼ」ではなく、犬のしつけ方教室のインストラクター、築山清美さん＝京都府八幡市＝が飼っている雌の「たみ」。ドラマ出演は初めてだったが、急に走り出して、富田さんを引っ張り倒す場面を無難にこなし、富田さんも「この子は頭がいいわ。女優みたい」とびっくり。スタッフも「撮影が楽だ」と絶賛した。
　また、教室に通っている人たちも愛犬と共に出演。築山さんは「このドラマで、犬が人のために喜んで働く様子を知ってもらえたら」と話していた。【大場弘行】

【写真】しつけ方教室で、急に走り出し、富田さん（左端）を引っ張るシンシア役の「たみ」＝尼崎市内で

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［シンシア］ドラマロケ日誌　介助犬の啓発訴え　出演者ら記者会見　／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」の出演者らによる記者会見が３日、ロケ先の宝塚ホテル（宝塚市）で行われた。木村佳友さん、美智子さん夫妻もシンシアと出席し、報道陣にドラマを通じた介助犬の啓発を訴えた。
　会見には、主演で美智子さん役の富田靖子さん、佳友さん役の金山一彦さん、介助犬トレーナー役の中山エミリさんの３人とシンシア役の「アリーゼ」が参加。
　木村さんは「昨年秋に身体障害者補助犬法が施行されたタイミングで、このようなドラマが制作され、大変うれしい」と話した。
　また、富田さんは「（介助犬に対する理解がドラマを通じ）水の波紋のように広がってくれれば」といい、車椅子で会見した金山さんも「実際に車椅子に乗ってみると、介助犬の大切さが身にしみた」と実感を述べた。【西村浩一】

【写真】「シンシア」の出演者らによる記者会見（正面右から木村美智子さんと佳友さん、富田さん、金山さん、中山さんら）＝宝塚ホテルで

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［シンシア］ドラマロケ日誌　障害者　勇気づけたい　笑福亭松之助さん熱演　／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」で、車椅子の障害者を演じる笑福亭松之助さんは「ものすごい気に入ったせりふがあるんや」と話す。
　障害者になった事実を受け入れられずに苦しむ木村佳友さん役の金山一彦さんに「夢の中で自分が車椅子に乗ってりゃ、もう一人前や。わしはあかんな。いっつも走ってばっかしや」と話す場面だ。「急に障害者になった木村さんのいらだちが分かるからこそ出る言葉やと思う。この場面を見て勇気づけられる人がいたらうれしいですね」

【写真】車椅子の障害者の男性を演じる笑福亭松之助さん

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［シンシア］ドラマロケ日誌　単車事故場面で気を引き締める　金山一彦さん　／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」の収録は５日、宝塚市内の住宅街で、木村佳友さん役の金山一彦さんがオートバイで事故に遭う場面などを撮影した。
　転倒シーンは、東京のスタント事務所に所属するスタントマン。柄沢功さんが演じた。担当している仮面ライダーのスタントの合間をねって参加し、１回で転倒シーンを成功させた柄沢さんは「この作品に参加できてよかった」。プライベートでも１５００ｃｃのオートバイに乗る金山さんは「僕の友だちにもバイクの事故で亡くなったやつがいる。明日は我が身。僕も気をつけるし、ドラマを見た若い人子が『気を付けなあかん』と思ってくれたら」と話していた。【脇田顕辞】

【写真】「本番」に備える金山一彦さん（中央）

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［シンシア］ドラマロケ日誌　撮影現場で選挙カーに中断も度々　／阪神

　終盤を迎えている毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」の撮影は６日、宝塚市内で行われた。木村佳友さんと妻美智子さんがシンシアを連れてバスに乗ろうとして、運転手に拒否される場面を、富田靖子さんと金山一彦さんが演じた。
　この日は県議選が告示されてから初の日曜日。ロケ現場近くでも選挙カーが頻繁に通り、その度に撮影が一時中断した。中には選挙カーの中からシンシア役のアリーゼを見つけ、「あっ、シンシアだ」と思わず声を上げる女性運動員も。金山さんは「あの候補はシンシアのことよく知ってるで」と周囲を笑わせていた。　【小林祥晃】

【写真】シンシアとバスに乗るシーンを演じる富田靖子さんと金山一彦さん

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［シンシア］ドラマロケ日誌　桜の見ごろ待って撮影　／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」の収録は７日、宝塚市内の公園で行われた。木村佳友さん役の金山一彦さんが、介助犬トレーナー役の中山エミリさんの指示を受けながら、訓練に励む場面を撮影した。
　満開の桜の下での撮影となり、昼食の弁当を受け取ったスタッフからは「最高の花見やな」の声も。この場面は４日前に撮影する予定だったが、花がつぼみだったあために延期されていた。プロデューサー日高英雄さんは「スケジュールを変更したかいがありました。クランクアップまでもう少し。いい絵が撮れているので、上がり（完成）が楽しみです」と笑顔で話した。【脇田顕辞】

【写真】撮影の合間にシンシア役のアリーゼの背中をなでる中山エミリさんと金山一彦さん

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［シンシア］ドラマロケ日誌　富田靖子さん、関西弁指導を受けナレーション収録／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」の撮影も残すところあと１日。しかし、８日は雨のためロケが中止になり、木村美智子さん役の富田靖子さんのナレーション部分の録音が大阪市内のスタジオで行われた。
　福岡県出身の富田さんに方言指導をしているのは大阪の劇団「桃園会」の女優、荒木千童さん。美智子さんが愛媛県出身ということなどを考慮して、コテコテ関西弁ではなく「自然でていねいな感じの話し方」を意識してアドバイスしているという。荒木さんは「関西弁は感情の入れ方で微妙に音の強さが変わってくるのでとても難しい。でも、富田さんは集中力がすごく、自然に話せています。見事です」と感心していた。　【脇田顕辞】

【写真】荒木千童さん（左）アドバイスを受けながらナレーションの吹き込みをする富田靖子さん

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［シンシア］優しさに包まれ撮影終了／阪神

　毎日放送のドラマスペシャル「シンシア〜介助犬誕生ものがたり」の収録は９日、宝塚市立病院などで行われ、すべての撮影が終了した。病室での最後のシーンが終わり、「オールアップです」という声が響いた瞬間、大きな拍手がわき起こり、涙ぐむスタッフの姿もあった。
　木村佳友さん、美智子さん夫妻もシンシアとともにも激励に駆けつけ、主演の富田靖子さんと金山一彦さんに花束を手渡し「お疲れ様でした」。出演者やスタッフ、病院の看護師らが、木村さん夫妻やシンシアと記念撮影をする場面もあった。
　監督の竹園元さんは「木村さんご夫婦や周囲の優しさがみんなに伝わり、優しい気持ちで撮影できました。間違いなく良い作品になると思います。楽しみにしてください」と話した。【脇田顕辞】

【写真】クランクアップ後、記念撮影する木村佳友さん、美智子さん夫妻（前列）と主演の富田靖子さんと金山一彦さん（後列）