☆☆ 『シンシア・エルモ・デイジー』の事が掲載された1996年10月の新聞記事 ☆☆
★★ 1996年10月13日 読売新聞・大阪本紙・朝刊 ★★

介助犬のこともっと知って 宝塚の木村さんが19日に大阪で市民講座

 障害を持つ人の手足となる介助犬のことをもっと知ってほしい――。兵庫県宝塚市の木村佳友さん(36)が、その生活を語る市民講座「グッドガール!シンシア〜介助犬と生きて」が、十九日午後二時から大阪市住之江区のATCスカイアトリウムで開かれる。
 木村さんは、交通事故で下半身に障害が残り、車いすで生活をしている。コンピューター技師として在宅勤務しているが、彼を支えるのが介助犬のシンシア。ラブラドールのメスで三歳。新聞を口にくわえて運び=写真、床に落ちたフロッピーディスクも拾う。万一、何かあれば助けを呼べるようコードレス電話をくわえて駆け付ける。
 しかし、社会の理解もまだまだ。立ち入りを拒まれる公共施設も多く、木村さんは「心の支えにもなっている介助犬の存在を多くの人に知ってほしい」と話す。参加費千円。問い合わせは、ATCエイジレスセンター(06・615・5123)へ。


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