★★　2019年12月14日　毎日新聞・ネット記事　★★

子供らに「補助犬知って」　シンシア主人公の紙芝居も　兵庫・宝塚でシンポジウム

　兵庫県宝塚市の市立中央図書館で14日、「第21回身体障害者補助犬シンポジウム」が開催され、約150人が参加した。補助犬（盲導犬、介助犬、聴導犬）について子どもたちや若い世代に知ってもらおうと、今回は介助犬による実演に加え、紙芝居や音楽演奏も披露され、家族連れらが楽しんだ。
　宝塚市、同市教委、毎日新聞阪神支局の主催。紙芝居は「日本介助犬使用者の会」会長の木村佳友さん（59）＝同市＝の初代介助犬で、身体障害者補助犬法成立に貢献した「シンシア」が主人公。木村さんは「介助犬ができないこともたくさんある。『何か手伝えることはありませんか』と一言声をかけてもらえると助かります」と呼びかけた。
　また、国内外で活躍するクロマチックハーモニカ奏者の南里沙さん（32）がクリスマスソングなどを披露した。【川畑さおり】

【写真】第21回身体障害者補助犬シンポジウムのデモンストレーションを見る人たち＝兵庫県宝塚市で　2019年12月14日午後1時48分、望月亮一撮影