◆告知

 神戸大学大学院の三浦靖史先生が準備して下さっている「兵庫補助犬研究会」が、7月14日に開催されます。
 当方も「介助犬の頭数調査 ~頭数推移、代替率、平均寿命~」という演題で発表することになりました。

 主題講演「補助犬の世界における動物福祉:現状と課題」や一般演題のほか、盲導犬と介助犬のデモンストレーションもありますので、関心のある方は、是非ご参加下さい。
 詳細は、兵庫補助犬研究会のウェブサイトを見てください。

第10回兵庫補助犬研究会
 【日時】2018年7月14日(土) 14:00~16:30 (受付13:30開始)
 【会場】神戸大学先端融合研究環統合研究拠点コンベンションホール
      神戸市中央区港島南町7丁目1-48

◆報告

 第10回兵庫補助犬研究会で、一般演題発表をしてきました。
 デイジーは、前半少し落ち着かず、拍手のたびに立ち上がっていましたが、後半は寝息を立てて熟睡していました。

 ここ数年、介助犬の実働頭数が増えていないため、認定頭数や引退頭数の推移や代替率、平均寿命などについて報告しました。詳しくは、下記プログラムを見ていただければと思いますが、ほとんどがラブラドールレトリバーである介助犬の平均寿命は、純血種のペット犬と同程度の12.7歳でした。
 「補助犬に関する動物福祉」の主題講演や「介助犬訓練に関するリハビリ専門職の関わり」「医療機関の補助犬受入状況」「介助犬使用者用フードポーチの工夫」の発表が有り、とても参考になりました。盲導犬と介助犬のデモンストレーションも行われました。

 詳しくは、第10回兵庫補助犬研究会プログラム(PDFファイル、2.1MB)をご覧下さい。