７月２日は、兵庫補助犬研究会が開催され参加しました。新型コロナの感染は少し落ちついていますが、昨年に引き続き、今年もオンライン開催になりました。
　リアル開催の方が皆さんに会えて嬉しいのですが、遠方の人や移動が大変な介助犬使用者などにとっては、オンライン開催が参加しやすく、多くの方が参加されたそうです。
　今回は、演題発表はせず、冒頭の挨拶をしました。



　演題発表では、神戸大学の倉澤悠維さんが「海外の空港における補助犬受け入れに関する調査」が報告されました。アンケート調査に対して回答があったのは約10％で、北米、欧州、アジア以外の地域は回答数が１件または０件だったそうですが、これら３地域の空港では約90％が「補助犬同伴可」だったそうです。国内の空港については100％が同伴可だったそうです。



　基調講演では、弁護士の山本先生が、補助犬法について、条文ごとに内容や意義を説明し、過去の補助犬に関する裁判例を紹介してくれました。
　山本先生は、中学生の時に僕とシンシアの講演を聞いてくれていたそうで、弁護士になった今、日本身体障害者補助犬学会など補助犬に関わってくださっており嬉しいです。

　来年は、リアル開催できますように、

　プログラムは、兵庫補助犬研究会のWebサイトを見て下さい。